はじめまして。日本ハグズの四野見です。
新たな弔いの方法、お墓への考え方は、団地の見守り活動から生まれました!
団地でのお墓つくるという、今回の試みは、これまでのような家族・親戚というタテの関係で葬送する形式ではなありません。ヨコの関係である住民仲間同士で死者を葬送するという新しい習慣をつくる試みとしてスタートしました。
団地内で良く生きて、良い死を迎え、今あるつながりを大切にしていけば、ヨコのつながりでの葬送方式が受け入れられないわけはないと考えています。
物語は住民である山田さん(仮名)のつぶやきからスタートしました。
私が千葉県の団地高齢者見守り活動を自治会と開始したのは8年前です。その後、UR都市機構、自治会、当社の三者共同の現在形に変わり3年たちます。(注:四野見が理事長のNPOでコミュニティカフェを実施中)
UR団地は賃貸住宅が中心ですので、お墓を所有している方は多くはない。住民の高齢化とともにお墓問題が持ち上がります。
「団地内にお墓をつくって!」という要望が出ますが、お墓というものは半世紀前(昭和23年制定)の墓地埋葬に関する法律で団地内に造れません。
そこで、新たな考えの墓地を造ろう!ということになり、当社の出番となったわけです。
今回のお墓の制度・考え方は、団地住民との協同作業の中で考えられた新たな制度です。
話し合うなかで4つの条件を満たすお墓をつくることに決め、実現にいたるわけです。
1.安くて、支払いやすい
2.納骨場所とお参り場所の二ヶ所作っても良い
3.維持費をなくし子供に迷惑をかけない
4.残された家族が集れる場所をつくる
団地のほうは、近くの駅から10分以内のな場所にお参りと家族が集れる部屋を確保し、集いの場所としてオープンしております。